3級FP技能士試験(3級ファイナンシャルプランニング技能検定)の難易度は、
比較的低い方の国家試験です。
3級FP技能士は学科試験と実技試験とに構成されていますが、
3級の場合、どちらから受験してもOKとなっており、両方とも合格率が、
かなり高めとなっています。
平成22年(2010) 1月実施の学科試験では、9割以上の合格率になりました。
選択科目の実技試験も、個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務 (共にきんざい「金財」実施)、
双方とも高い合格率となっています。
(3割台から7割の合格率)
3級FP技能士試験 実技試験 保険顧客資産相談業務 (金財)
実技の選択科目の選び方として、金融知識がまったくないなら、
個人資産相談業務を選択する方が無難でしょう。
近年ではこちらの方が受験者が多く、合格率も高めです。
テキストや過去問、資格学校の授業など基本的なことを押さえておけば、
不合格になる可能性は低い試験といっても過言ではありません。
難易度が低く、市販のテキストなども充実しているため、
独学で合格することも十分可能でしょう。
3級FP技能士は、受験資格に特段の制限もなく、だれでも受験できる試験であり、
合格しやすい部類の国家試験です。
しかも他の国家試験と違い、1月、5月、9月の年に3回も試験がありますので、
受験のチャンスが多い試験となっています。
また、受験地・試験会場も全国であり、主要都市以外でも開催されています。
ですので、金融知識はあまりないが、就職活動を有利にしたい学生さんや、
仕事に役立つスキルアップのために資格を取ろうと思っている社会人の方でも、
家計を預かる主婦の皆さんまで、無理なく取りかかれる試験ですので、是非チャレンジしてみましょう。
適正が合ったり、面白く感じれば、2級、1級、CFP、
税理士や社労士などの上級資格に挑戦するのも良いでしょう。
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